観劇メモ

観に行った舞台のメモや感想を書きなぐる場所。

プリミュ観てきたぷり。

プリパラミュージカルを観てきたので感想を。

いやね、あのプリパラがミュージカル化すると聞いた時は何事かと思ったよ。というのも最近の2.5次元産業は大人の女性向けというイメージがあったからで。でもプリパラは女児向けでしょ?まあ確かに男性ファン多いけど。

もう1つの懸念はメイキングドラマの演出。アニメのとんでもパフォーマンス(ほめてる)をいかに舞台化するのか。

まあでも、i☆Risがアニメ同様のダンスを、しかもキレッキレでやるもんだから、親和性は高そうだよね。

そういうわけで、見てみたいという期待と理解できない不安とで、気づいたらチケット予約してたよね。観て確かめるしかない。

結論を言うとね、すごく良かったぷり。プリミュはいいぞぷり。

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キャラクターたちは確かにそこに生きていた。ソラミドレッシング、ファルル、あとクマ。だってアニメのライブシーンを背景に同じように踊るんだもん。親衛隊ハッピの裏地にクマはズルいよ。しかもちゃんと黒地の布にしてあんの。

メイキングドラマもよくもまあやってくれましたこと。頭のおかしい映像(ほめてる)が舞台から広がるのなんの。飛び交うスイーツ、ソフィ様には確かに翼が付き、にさんがロック。

それを実現するのはアンサンブルの皆さん。ライブのダンサーはもちろん、数々の小道具を掲げてメイキングドラマの空間を作り出す。ドーナツは浮き輪かな。4枚の長い布を翼に見立てるのは美しかった。ファルルのフローズンキャッスル、歯車の裏が雪の結晶になっているのにはただただ関心。

中でもちゃん子がとにかくいい。力強さと可愛さが同居してる。親衛隊としての圧倒的な存在感、道化としての役割、梅干しピザを食べてみたり。そのくせダンスはキレキレで。なんなんだこの人。芹澤さん楽しそうだなとか、さきんにくとか、レオナくん衣装似合ってるなとか、全部ふっとんだ。

青いめが姉・青いめが兄もよかったなあ。語り部として世界を案内するだけかと思いきや、しっかりとストーリーに関わってくるし。ミステリアスさはそのままに、ミュージカルオリジナルのキャラクターだった。山田さん背たけえ。

サイリウムチェンジのシーンでは、受付で配布されたブレスレットが光るようになっていて。座席にも設置してあるもんだから客席全体も鮮やかに輝くの。これが21世紀か。

アニメを見る限りじゃ正直「(いつもの衣装に変わっただけじゃん...)」だったけど、プリパラタウンのアイドル候補生たちが感動するのもわかる。僕が悪かったです。

・・・

いやあ、面白かったなあ。ミュージカル化、馬鹿にできない。ライブとしても舞台としても楽しめるよこれ。あとでパンフ見よう。

おまけ:偶然にも先輩に会っちゃいました。ごちそうさまでした。

ライブミュージカル「プリパラ」み~んなにとどけ!プリズム☆ボイス
2016/02/05(金)15:00@Zeppルーシアター六本木