アイカツスターズは実在した。
繰り返しになるが「アイカツスターズは実在した」、目の前にいるの。アイドルたちが。
これはもう、感動の記録を残さずにはいられない。
生で見たからこそ感じた良さ
初めての感覚
アニメのライブシーンのあの光景が目の前で広がっている、不思議な感覚。まさにあの世界の観客のひとりとなって、アイドルを応援し歌に思いを馳せる。
CMで見かける初音ミクの「マジカルミライ」なんかは同じ技術なんだろうけど、いまいちイメージできなかった。
昨今はVR元年などとも言われているが、確かに技術の進歩というか一つ上のステージに来たんだという実感が沸いた。
パフォーマンスをじっくり見られる
アニメだとカメラワークも派手で、歌にダンスに集中力が分散されてしまう。しかしこのVRシアターのライブは、目の前のダンスに、歌に、どっぷり集中できてしまうのだ。
具体的に言うと「キャラの伸長の違い → そこから生じる手足の動きの微妙な違い」「実在している感覚 → 表情や歌詞への没入間」などをダイレクトに感じられるの。
リリィ先輩そんなに華奢なのにダイナミックに踊って!やめて死んじゃう!!
バーチャル空間だからこその演出
ライブ中の「オーラ」の演出はものすごく華やかで、VRの面白さのひとつだよなあという感じ。
映画「アイカツ!ミュージックアワード」の3D上映もなかなかのインパクトであったが、今回は3D眼鏡のようなインターフェイスは一切なし!というのもポイント高い。
ファッションショーという名の「撮影会」
途中でブランド紹介と称したファッションショーのシーンがあった。ここでは「写真撮影OK」ということで、感動をお持ち帰りさせてくれるのだ。
このアイデア、宣伝うまいなあ。
まとめ
この企画は短期間ながらもちょくちょくやっているらしい。90分6000円の舞台はやや割高にも思えるが、技術料も考えると納得できなくもない。
VRシアター、新しいエンターテインメントとして定着していくだろう。それにしても本当に良かった。
『アイカツスターズ!イリュージョンShow Time』
2017/05/13(土)20:30@DMM VR THEATER YOKOHAMA