初日に観てきました。
あらすじネタバレ無しで思ったことを。
感想の殴り書き
最初から最後まで5人の人物が舞台上に存在していた。人物の役割や特技がわかりやすく、どんな関わりの中で物語が進むのかわくわくする。
役者の風貌や特技もキャラクターに反映されているように見えた。終始リラックスした状態のお芝居はさすが。
オープニングの軽いアクションはゆっくりシンプルに思えたが、動きはハッキリしていて観やすかった。かなり体力使うんじゃないの。。
脚本の遊び心は期待通りで、セリフの軽快さや伏線が回収されていく爽快さはやはり面白い。スケールの大きい舞台ではないからか、時事ネタやギャグも多かった印象。
装置メモ
白レンガでできた倉庫だろうか。大きな鉄扉、壁には錆が流れた跡。椅子にテーブル、やや大きめの木箱があるくらいでシンプルな舞台と言える。
閉塞感がある一方で、窓から差し込む光が実に効果的で外の風景を想起させるものがあった。
プラレールはただの玩具として置いてあるのかと思えば、後半のプレゼンで使用されとても良い。
まとめ
中ホール大ホールでの長時間舞台のようなダイナミックさは無いけども、役者との距離感を(物理的にも時間的にも)近くに感じられた。bpmが好きな人はより好きになれる、最近知った人にはこんな役者がいますよという紹介になる、そんな感想を抱いた。
bpm10周年記念公演『beats per minute』/作・演出:浅沼晋太郎
2017/03/08(水)19:00@赤坂レッドシアター