ダンガンロンパの舞台が再演と聞いて観てきました。
再演ですがキャストに変更はありますし、ゲーム・アニメとも違います。ですがどのキャラクターも口調やイントネーションが心地よく、違和感がなかったです。総じて、とても良かったです。
ストーリーはアニメ同様で、公演時間3時間ということもありいい具合の総集編であった。キャラクターによってはおしおきの「ついで」に処刑されちゃった感もあるけど、その瞬間の熱量というか、人物らしさは逆に際立っていたと思う。
登場人物は「超高校級の～」ということで、オープニングではそれぞれを象徴するような演出が。不二咲ちゃんを囲むキーボードはカッコ良かった。アンサンブルのモノクマダンサーズが入れ替わり立ち代わり彩っていた。
「おしおきシーンはどう実写化するのだろう」というのは見どころのひとつで、ここでもアンサンブルが効果的に使われていたと思う。手際よく小道具を準備するのはもちろん、ダンスや身体表現で火炙りを再現したり、大和田くんなんか一切動いてないのに車が爆走してた。傘のタイヤ、いいアイデアだなあ。
もうひとつの見どころは神田沙也加さん演じる江ノ島盾子ちゃん。ビジュアルの完成度ももちろんですが、やはりラストシーン。あれを観るためだけに再度劇場に足を運んでもいいくらい。
舞台装置のメモ。法廷感のある円形の手すりはやや傾斜になっていて、その上を歩けるつくり。柵を飛び越え言葉を発する、柵の中に追い詰める、ような視覚に訴える使い方もされていた。円の組み方を変えるともちろん凸凹な手すりになるわけで、ラストの不思議さ不安定さに一役買っていた。
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「オリジナルと声が違う」だなんて問題じゃないですし、「ただのコスプレ」とも感じさせない。舞台版、これからも足を運んでみたいです。
特撮クラスタ的には、中村優一さん村田充さん松風雅也さんを生で観られて大満足です。
追記：宮下さんがとても共感できることを申されていたので転載します。
朝日奈役の佐藤すみれちゃんと。すみれちゃんが朝日奈なのか、朝日奈がすみれちゃんなのかわからんくらいハマってるよね。そして谷間は気になるよな。胸の谷間は男の夢だからな。でも、朝日奈の真髄はお尻だからな。けしからんね。 pic.twitter.com/vuCBDIrql3
— 宮下雄也 (@HonjoJrHigh) 2016年6月27日
