念願かなって初の新感線。初の回る劇場。
書きなぐりっていうか箇条書きでごめんなさいって感じの感想。
これ見る2日前に谷賢一を観た影響も多分にある。
感想
- 最高にエンタメ
- 120分+120分はすっごく長い
- 回る劇場は悪くない っていうか使い方次第で表現の幅が広がりまくる
- 全天周やVR特有の浮遊感が別世界に誘ってくれる感じ
- あと高杉真宙の王子役が似合わないわけがない
アンサンブルが良かったです。
ダンス、殺陣、ジャグリングなど盛りだくさん。群衆の統一感と個性の強調が両立してた感じ。
ダンサーがつけてたお面がかっこよかった。目が光ってる感じの。
ランダムスターが同じ意匠の剣を使っていたのも面白い。
話しとしては、身の丈以上の欲を手にしたせいで没落する物語、といったところか。
「王に笑顔がない」というのは心に来るものがあって、ラサール石井時代との対比が辛くて辛くて。
現代編のバンド「メタルマクベス」と交差していく脚本も面白く、ランダムスターがマクベスとなる展開も、なんだろう、最後の灯火のような美しさ。
「なんのために殺すのか」に対する解が「殺しが好き」ってのは薄すぎやしないか。それとも苦し紛れの回答?
とはいえ目的と手段が破綻している、という意味では最高にぶっ壊れてたと思う。
舞台上の生バンドってのもかっこいい。鹿殺しとか。
まとまらないからここまで。
原作未読だと印象違ってくるんだと思う。無知でごめん。
『メタルマクベスdisc3』【作】宮藤官九郎 【演出】いのうえひでのり
2018/11/16(金)14:00@IHIステージアラウンド東京